Entries
2022.01/16 [Sun]
昔の思い出の白磁
今日のフォトは又しても先日の朝風景。こんなに巣ごもりで、こんな風景ばかり撮っていて良いもんか?とは思うのですが、一気に出不精になってしまって・・・


テーブルの上に見覚えのある、白い陶磁器が載っていた。なにを思ったのか、女房殿が駄菓子を入れている。
これは、大昔私が、ベルリンに行ったときに ベルリン工科大学の教授宅に伺った時に頂いたもの。
仕事の事は全く覚えていないが、イギリスのマンチェスター大学の帰りに寄ったと思う。こんな所へは、私なんかは普通渡りをつける事は出来なかったが、当時、東芝の照明研究所を統括していた、役員待遇の森礼於博士(森鴎外のお孫さん)の紹介と言うか命令と言うかで行った。
ベルリン工科大学の教授のお宅に夕方お邪魔したら、外見古びた安アパート風で、当時のヨーロッパは凋落気味で、当時の日本から見ると、貧乏なんだ!と不遜な思いをしたのでした。
玄関を入ったら・・・ ヨーロッパは貧乏なんだ と言う考えは全く間違っていると、思い知った。玄関には古い歴史を感じさせる素晴らしい家具があり、分厚い絨毯が敷いてある。知識が無い当時の(今も無いが)私にも、これは凄い と感じさせるものに満ち溢れていた。部屋の中は広いし、天井が高い。天井はシャンデリア。もちろん、蛍光灯なんか 無い!(大体、今は知らないが、当時、ヨーロッパに行って、蛍光灯とか見たことない、一般的に間接照明で部屋は暗め、だからテレビも暗めの6500k(日本は蛍光灯でギラギラだから、テレビも負けずと9300kで輝度も高い)。6500kのテレビを見ていると、最初暗いなと思うが、これが慣れると心地よい(現在の現像用のモニターは大体、6500kにはなっているが)。
手作りのケーキと、紅茶をだしてくれた。持ってきたのは、最初メイドさんかと思ったが、なんと、奥様だと言う。
中部アフリカ付近と思われる顔立ちで、ビックリした。しかし、直ぐに、彼女はかなり知的であると言う事が、言動で分かった。紅茶は、大きなガラスのポットで、テーブルの上の蝋燭で温められ、保温用に綺麗な布が被せてある。
そんな帰りに貰ったのが、この白い陶磁器で、ベルリンの陶磁器メーカー製で、AIC color 81 berlin と金文字が入っている。AICとは 国際色彩学会の略で、詳しくはしらないが、ベルリンで81年に行われた、色彩学会のお土産だろう。
この話は前に書いた気もするが、読んでない人も多いでしょうから、記憶を辿って書きました。何時の事かハッキリしませんが、1981年よりは後であることは間違いありませんね。
ps
そうそう所謂ベルリンの壁があって、外はシェパードを連れて、銃を抱えた兵士が見回っておりました。


テーブルの上に見覚えのある、白い陶磁器が載っていた。なにを思ったのか、女房殿が駄菓子を入れている。
これは、大昔私が、ベルリンに行ったときに ベルリン工科大学の教授宅に伺った時に頂いたもの。
仕事の事は全く覚えていないが、イギリスのマンチェスター大学の帰りに寄ったと思う。こんな所へは、私なんかは普通渡りをつける事は出来なかったが、当時、東芝の照明研究所を統括していた、役員待遇の森礼於博士(森鴎外のお孫さん)の紹介と言うか命令と言うかで行った。
ベルリン工科大学の教授のお宅に夕方お邪魔したら、外見古びた安アパート風で、当時のヨーロッパは凋落気味で、当時の日本から見ると、貧乏なんだ!と不遜な思いをしたのでした。
玄関を入ったら・・・ ヨーロッパは貧乏なんだ と言う考えは全く間違っていると、思い知った。玄関には古い歴史を感じさせる素晴らしい家具があり、分厚い絨毯が敷いてある。知識が無い当時の(今も無いが)私にも、これは凄い と感じさせるものに満ち溢れていた。部屋の中は広いし、天井が高い。天井はシャンデリア。もちろん、蛍光灯なんか 無い!(大体、今は知らないが、当時、ヨーロッパに行って、蛍光灯とか見たことない、一般的に間接照明で部屋は暗め、だからテレビも暗めの6500k(日本は蛍光灯でギラギラだから、テレビも負けずと9300kで輝度も高い)。6500kのテレビを見ていると、最初暗いなと思うが、これが慣れると心地よい(現在の現像用のモニターは大体、6500kにはなっているが)。
手作りのケーキと、紅茶をだしてくれた。持ってきたのは、最初メイドさんかと思ったが、なんと、奥様だと言う。
中部アフリカ付近と思われる顔立ちで、ビックリした。しかし、直ぐに、彼女はかなり知的であると言う事が、言動で分かった。紅茶は、大きなガラスのポットで、テーブルの上の蝋燭で温められ、保温用に綺麗な布が被せてある。
そんな帰りに貰ったのが、この白い陶磁器で、ベルリンの陶磁器メーカー製で、AIC color 81 berlin と金文字が入っている。AICとは 国際色彩学会の略で、詳しくはしらないが、ベルリンで81年に行われた、色彩学会のお土産だろう。
この話は前に書いた気もするが、読んでない人も多いでしょうから、記憶を辿って書きました。何時の事かハッキリしませんが、1981年よりは後であることは間違いありませんね。
ps
そうそう所謂ベルリンの壁があって、外はシェパードを連れて、銃を抱えた兵士が見回っておりました。
スポンサーサイト
*Comment
Comment_form